おしゃべり散歩道– category –
共同通信「おしゃべり散歩道」のエッセイをご覧いただけます!!
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様々なこころを育む
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公益財団法人パナソニック教育財団が主催する「子どもたちの“こころを育む活動”」は、今年で20周年を迎えます。座長は哲学者の鷲田清一さん。「子育てで大切なのは、“育てる”方法よりも、そこにいると子どもが勝手に“育つ”ような環境を用意しておくこと」という考えのもと、自薦他薦問わずに活動を紹介してもらい表彰するものです。毎年、「あれも教育、これも教育」というキャッチフレーズにぴったりの応募が、全国の学校や自治体、団体からたくさんあります。 私は2019年から委員に加わっていますが、鷲田さ... -
スーパー熟年ランナー
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山茶花が美しい花を咲かせていた1月下旬、大阪府などが主催する「働きたいミドル・シニア応援!50歳以上の合同企業説明会」でお話しをさせて頂きました。いくつかの部屋に分かれている会場で、隣では私立大学の入試も行われていて、「何歳になってもチャレンジですね!」と私が言うと、皆さんがにっこり。会場に集まった約200人のミドル・シニアの方々の意欲的な眼差しが印象的でした。私の話しの後には色々な企業のブースの説明会に参加します。 そんな皆さんが、話しの中で一番驚いたのは、約1週間前の大阪... -
サウナでの思い出
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寒空のもと、大阪城公園の梅林では、木札に八重野梅や冬至と書かれた梅の花が早くも花を咲かせていました。1月25日、大阪国際女子マラソンで、大輪の花を咲かせたのは、矢田みくにさん(26歳、エディオン)です。私は関西テレビのスタジオで森脇健児さんたちとユーチューブ配信で解説。4位ながら、これまでの初マラソン日本記録を1分半以上更新し2時間19分57秒でフィニッシュした矢田さん。レース前、「守るものは何もない」と話していた通り、終盤までアフリカの選手たちの前を走る姿に、私は興奮が止まりま... -
最後につなぐたすき
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1月18日、新春の陽光に包まれるなか、第37回選抜女子駅伝北九州大会が開催されました。大会前日の開会式で「どんと構えた小倉城へ丙午(ひのえうま)のような情熱で駆け抜けます!」と力強く挨拶したのは、昨年優勝した神村学園のキャプテン瀬戸口凛さんです。その神村学園の1区武田星莉(きらら)さんと2区白峰袴羽(こはね)さんは沖永良部島出身。「島には400mの競技場がありません」「島から鹿児島市まで船で15時間位かかるんです」と話す2人が素朴で可愛らしくて応援していました。結果は高校の部で... -
シューズとジェンダー
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富士山がエールを贈っているように見えた、富士山女子駅伝(昨年12月30日開催)。2位になった東北福祉大学は、メキメキと力をつけています。 大会前日、静岡の競技場で練習する選手たちを見ていたら、足音が違いました。今流行りの厚底シューズは地面を叩きつける“タンッ、タンッ、タンッ”という音がするのに、それがなく静かなのです。冠木監督に伝えると「地面を押す力をつけたいので、うちは厚底はかないんですよ」と。なるほど!冠木さんは「股関節周りの故障も心配なので、その予防のためでもあります」と続... -
GMO初優勝
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元日、群馬県庁32階から初日の出を拝み、ニューイヤー駅伝(全日本実業団駅伝)がスタート。私は40チームの監督たちが集う監督ルームからリポートをしました。下馬表(午年だけに)では、トヨタ、旭化成、ホンダが3強だと。 しかしスタートすると、ロジスティードの富田峻平さんが1区区間賞に輝き、2区ではサンベルクスの吉田響さんが区間新記録を樹立。「今年はカタカナのチームが強いですね」と私が言うと、「うちもここから、頑張りますよ亅と、トヨタ自動車の熊本監督が話しました。 2区で、ローマ字のGMO... -
伊澤菜々花さんの復活
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有森裕子杯、人見絹枝杯山陽女子ロードレース大会が、12月21日に開催されました。開会式で有森さんは「選手の皆さん、この舞台をチャンスと捉えて、挑戦してください」とご挨拶。移動中継車から解説する私は、伊澤菜々花さんに注目していました。 34歳の伊澤さん、夏の大会で、3千mと5千mの自己ベストを更新。10月のプリンセス駅伝でも花の3区を走り、13人のごぼう抜きを。勢いが止まりません。その根底にある山あり谷ありの競技人生が魅力的なのです。 伊澤さん、豊川高校時代はインターハイ3千mのチャンピ... -
内村航平さんの母はすごい
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内村航平さんの母、周子さんと私はお互い元気でおしゃべり。すごく感性が合って、よくお会いしています。「12月8日に能登半島地震チャリティーイベントをするから来てね」とお誘いを受け、川崎市のホールへ。周子さんは長崎と東京で子ども達に体操やバレエを教えていらっしゃり、そんな子ども達の発表会かと思いました。 ところが、バレリーナ姿で登場したのは周子さん。引き締まった体でシャープな動きを披露し、まさに年齢不詳。「能登の皆さんのために、子ども達も私も一生懸命練習してきました」と、元気にご... -
藤原正彦さんのユーモア
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故菊池寛さんが、日本文化の各方面で活躍された方々に贈る菊池寛賞は、昭和27年にスタート。第73回となる今年、「国家の品格」などの著書で有名な藤原正彦さんが受賞されました。「明美ちゃん、映画“国宝”制作チームと同時受賞なので、吉沢亮の美男に小生のフェロモン男児もかすみそうです」とメールをくださった藤原さん。黛まどかさんが主催する俳句の会でお会いしてから、ずっと仲良くして頂いています。 12月5日、そんな藤原さんのお誘いで、都内のホテルで開催された授賞式にお邪魔することに。映画国宝は制... -
チームを引っ張る矢田さん
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青い空とオレンジ色に色づいた木々がエディオンのロゴを讃えるように見えました。11月23日に開催されたクイーンズ駅伝(全日本実業団対抗女子駅伝)で、エディオンが創部37年目にして初優勝を達成したのです。 フィニッシュ後、沢栁厚志監督に勝因を伺うと「1区の水本(佳菜)の力走が選手達の不安を払拭してくれました」と満面の笑み。20歳の水本さんがスタート直後から先頭に立ち、積極的な走りを。そしてロングスパートをかけ、2位に16秒もの差をつけて襷を渡しました。その走りに不安要素を抱えていたメンバ...