おしゃべり散歩道– category –
共同通信「おしゃべり散歩道」のエッセイをご覧いただけます!!
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市川市でフロアホッケー
おしゃべり散歩道
青や赤紫など梅雨時に街を彩る紫陽花は、神さまからのギフトのよう。6月19日、ニホンザルのパンチくんで話題の千葉県市川市へ。昨年、市川市へフロアホッケーの全国大会開催を依頼したところ、多様性の教育に力を入れているからと、快く引き受けてくれたのです。 そこでこの日は、フロアホッケーを知ってもらうために、石川市立稲越小学校と須和田の丘支援学校で体験会を行いました。 校内に入ると、校舎の一階が須和田の丘支援学校で、2階から4階が稲越小学校。「普段から色々な行事を一緒に行っていますよ」... -
百万石パワー
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小松空港に降りると、荷物の受取場所に「日本パラ陸上・日本ID陸上競技選手権大会」の大会のポスターがあちこちに貼られていました。福井県を拠点に活躍する川上秀太さん(弱視・短距離)を真ん中に選手達が競技する写真が。歓迎ムードに心がほっこりしました。 6月13日~14日に開催された大会では、初日から井谷俊介さん(義足・走り幅跳び)、石田駆さん(上肢障がい・短距離)たちが日本記録を樹立。秋の愛知・名古屋アジアパラ大会に弾みをつけました。「後半のテンポが崩れないよう、前半の回転数と前傾姿... -
SNS時代の指導者
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関東地方もいよいよ梅雨入り。青や紫、ピンクの紫陽花が街を彩っています。アルカリ性か酸性かの土壌で色が変わる紫陽花は、時代によって指導法が変化してきたスポーツの現場を思わせます。 先日、関口宏さんの番組「三人寄れば」に瀬古利彦さんと出演。瀬古さん、現役時代に履いていた片足180gの赤いシューズを持参してくれました。靴底は薄くて地下足袋のよう。今の厚くて軽いカーボン入りのものとは大違いです。「大迫傑君もこのシューズじゃ、2時間10分を切れないですよ」と笑わせ、「瀬古さんと大迫さん... -
高度化する暑さ対策
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新幹線の中、思わず「頭を雲の、上に出~し…」と口ずさんでしまいました。5月30日、歌詞のような富士山を眺めながら静岡県富士市へ。高校1年生になった甥っ子の記録会を応援に行きました。 風薫る5月にしては暑い日。競技場に入ると、静岡陸上競技協会の皆さんが運営に走り回っていました。ご高齢の方もいらっしゃり「お疲れさまです。皆さんも、暑さ指数も、大丈夫ですか?」と聞くと、「大丈夫ですよ、ほら」と、審判の方が測定の機械を見せてくれました。数値は30を大きく下回っています。 今、屋外競技はこ... -
金沢でパラ陸上
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長町武家屋敷跡や金沢城公園をジョギング。頭に白い花びらを乗せたヤマボウシが「ようこそ」という顔で出迎えてくれました。その翌日5月23日、金沢市内の香林坊アトリオ(大和百貨店隣)で、パラ陸上選手3人とトークイベントを。6月、石川県西部緑地公園陸上競技場で開催される日本パラ&日本ID陸上競技選手権のPRのためです。会場には買い物客も合わせて約100人の観客が。 先ず、川上秀太さん(弱視、‘25年インド世界パラ100m金)、高桑早生さん(義足’22年杭州アジアパラ100m金)、新保大和さ... -
トラックで輝く
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5月17日、国立競技場所でセイコーゴールデングランプリ陸上が開催されました。青空が広がる暑いなか、約2万人の観客で競技場はお祭りのような盛り上がりでした。 男子3千mを、大迫傑さんのご両親と観戦。「傑が日本記録持っているんですよ」と母・直恵さん。「この記録はなかなか破られませんね」と私と話していたら、レースはケニアの選手の先頭集団にピタリと付いていたホンダの森凪也さんが、最後に凄いスパートで一人抜き、その度に競技場は大歓声。また一人抜くと凄い歓声で、背中を押されるように日本記... -
高め合うアスリート
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5月10日、母の日に開催された仙台国際ハーフマラソンは、爽やかな青葉から漏れる陽射しに包まれました。エリートランナーに続いて1万2千人弱の市民ランナーがスタートをきる姿は、彩り豊かな広瀬川のよう。杜の都仙台は本当に美しいです。 私は柏原竜二さんと解説を。女子の序盤はクラフティアのカプチッチ・セリーさんがレースを引っ張りました。セリーさん、ケニアで3人の子どもを持つ母。加えて4人の孤児を引き取って育てています。優勝すれば母の日にふさわしい女王だったのですが、レースは5㎞手前からタ... -
レジェンドがつなぐ襷
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大きな笑顔が魅力の福士加代子さんが、故郷青森県板柳町で「笑福駅伝」を開催。私もレジェンドランナーの1人として参加しました。5月3日、薄曇りの空に岩木山が美しく映え、白いリンゴの花が可憐に花を咲かせていて幸せな気持ちに。「皆さーん、笑顔を忘れないでね。競争する人ものんびり走る人もみんな笑顔ですよ〜」と開会式で福士さん。 笑福駅伝はこれまで高松市で3年開催され、今回初めて故郷で開催されたのです。100チームの予定が167チーム集まり、全国からの参加者はもちろん、加代子さんの同級... -
驚異の2時間切り
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いつか人類がマラソンで2時間を切る日がくる!と言われていましたが、まさかこんなに早くやってくるとは。4月26日、ロンドンマラソンで、ケニアのセバスチャン.サウェさん(31歳)が1時間59分30秒で優勝。驚くのはその内容で、前半のハーフよりも後半のハーフの方が1分28秒も速かったのです。 どんな選手なのか?興味津々の私は、五輪などの解説の時もよく行うのですが、スポーツ・ケニアなど海外のメディアをチェック。今回は、詳しく取り上げていたランナーズワールドという専門サイトを見つけました。 サウ... -
キングオブアスリート
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ネモフィラのお花畑が足元に広がっているようなブルートラックの駒沢陸上競技場。4月24日から3日間にわたり東京陸上競技選手権大会が開催されました。期間中はお天気に恵まれ、私が行った25日は薫風が気持ち良くて、居るだけで幸せな気持ちに。 フィールドでは、十種競技の男子選手たちが円盤投げをしている最中でした。1時間前に110mハードルを終えたばかりで、10種目(100m、400m、1500m、110mハードル、走幅跳、走高跳、棒高跳、砲丸投、円盤投、やり投)を2日間で行う本当に過酷な競...