おしゃべり散歩道– category –
共同通信「おしゃべり散歩道」のエッセイをご覧いただけます!!
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ロスへ向かう新谷さん
おしゃべり散歩道
札幌の大通り公園では、早くも秋のバラが花を咲かせていました。8月30日、北海道マラソンで復活の大きな花を咲かせたのは、新谷仁美さんです。2年半ぶりのマラソン。新谷さんは2023年にヒューストンマラソンに出場し、日本記録に12秒足りない2時間19分24秒でフィニッシュ。その後、左足の足底筋膜炎でレースから遠ざかっていました。 レース2日前、私が新谷さんに話しを聞くと「故障している間も私を信じて支えてくれた所属会社、スポンサーさんに結果で応えたいです」と厳しい顔で話してくれました。横田真... -
避難所にも笑いを
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「いきなり団子じゃなくて、いきなり地震だった」と、60代の男性はユーモアを交えて話してくれました。8月22日、熊本県八代市の避難所へ。国際NGOプランインターナショナルジャパンの皆さんが、熊本地震で支援活動を行うというので私もお手伝いに。 熊本市から八代市に車で向かうと、宇城市、氷川町と進むにつれ、屋根をブルーシートで覆った家が増えてきました。倒壊している家屋もあり、道路は段差があったり波打っていたり。 避難所の八代総合体育館に到着。約350人の方々がダンボールベッドの上にマットレ... -
命を守る水泳
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子どもの頃の夏休みはよく、小学校のプールや海で泳ぎ、それを絵日記に書いていました。日焼けした背中の皮をキレイにむくのも楽しみでした。でも最近、学校のプールで泳ぐ子ども達の無邪気な声を聞かなくなったなと思います。 そんな折しも、先日ショッキングなニュースが。スポーツ庁の発表で、全国の公立中学校の22.8%が、昨年度にプールの水泳授業を取りやめたとのこと。その理由は、暑さやプールの老朽化のためなんだそうです。プールの歴史を調べてみると、1964年の東京五輪前は学校プールの設置率は12... -
アジア大会マラソンコース
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尾張名古屋は城でもつ!そんな愛知県が舞台の「第20回アジア競技大会(2026愛知/名古屋)」が、9月19日に開幕します。8月上旬、マラソンのコースを紹介する番組収録でCBC(中部日本放送)へ。品川駅のホームにも、名古屋駅の構内にも大会アピールの大きなポスターが。意気込みが伝わってきました。 そしてCBCに着くと、ロビーの床に陸上競技場のトラック2レーンがエンジ色でデザインされていました。その周りをメダルが期待される東海地区出身の選手達の写真が囲み、躍動する姿に「始まるぞー」とワ... -
ネパールでランニング
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7月27日から8月2日まで、国際NGOプランインターナショナルジャパンの活動でネパールを訪問。プランジャパンはネパール南部の都市ジャナクプール周辺の農村部に、9つの小学校の校舎やトイレを建設し、教育環境を整えています。今回私の目的は、小学校を見学して子どもたちと触れ合い、その様子を手記にまとめること。またその近辺9つの学校から5人ずつ選ばれた子ども達45人と走ることでした。 バンコク経由でカトマンズ空港に着くと、煉瓦で作られた暖かい雰囲気のターミナルビルにホッとしました。気温は... -
浅利純子さんの郷土愛
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岩手県盛岡駅からレンタカーで約1時間、秋田県鹿角市へ。7月25日、「浅利純子杯争奪第20回鹿角駅伝」へゲストとして参加しました。10回、15回大会に続いて3回目。10回大会の時は小学生と幼児だった純子さんの三人の息子さんが、大学2年、高校2年、中学3年生に。時の流れを感じます。 純子さんは、1993年世界陸上シュツットガルト大会(ドイツ)の女子マラソンに出場しました。私は引退直後でスポーツライターとして駆け出しの頃。彼女がダイハツ陸上部監督の鈴木従道さんのもと取り組んでいた、高地合宿やイ... -
永六輔さんと歩く
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七夕の日は、永六輔さんの命日です。2016年に旅立たれて、今年で10年。早いなぁと感じますが、私の中で永さんはずっと生き続けています。よく一緒に歩かせて頂きました。「歩くことも旅です!」と言われていた永さん。好奇心旺盛な方で、毎日旅をしながら沢山の情報を仕入れて楽しんでいらしたのだと思います。 横浜で講演があった日、会場の5㎞手前で電車を降りて、歩いて会場に。歩きながら目にした風景の感想からお話しは始まりました。壇上へは上がらず、お客さまと同じ視点で、しかも講演の30分も前から... -
士別市で有終の美
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合宿の里、北海道士別市には、6月から高校、大学、実業団の陸上競技の選手達が合宿に訪れます。私も40年ほど前、毎年訪れていましたが、市役所の人も街の人達も温かく家族的な雰囲気でした。 今年7月、士別市の陸上競技場が改修されました。競技場のすぐ裏にはクロカンコースもあり、常に選手ファーストの環境を用意してくれています。そんな士別で7月12日、「第39回サフォークランド士別ハーフマラソン大会」が開催され、私は大会アンバサダーで参加。ゲストランナーには士別市出身の小椋裕介さん(青山学院大... -
アーバンスポーツの未来
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「五輪は今、あり方を見つめ直す分岐点にいる」とコメントリーさん。IOC(国際オリンピック委員会)の会長にジンバブエ出身のカースティ・リー・コベントリーさんが2025年6月に就任して1年。次々に改革案が出され、検討が進められています。 今年2月の総会と6月の臨時総会で、夏季競技の一部を冬季に移す可能性が示されました。陸上や競泳などの種目数を減らす案も聞こえてきて、寂しい気持ちに。 それに比べてアーバンスポーツが人気です。スケートボードやサーフィンなどが五輪に加わり成功している... -
函館で天満屋が活躍
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函館マラソンのハーフの部を走る天満屋チームの選手達を密着取材。6月28日、監督の山口衛里さん(シドニー五輪マラソン代表)と一緒に2か所へ走って移動し、選手を応援しました。黒のウエアにキャップ姿の衛里さんはカッコよく、現役の選手の頃と変わらない風情。それでいて優しい性格なので、色々なチームの監督達が寄ってきます。この日は三菱重工の黒木純総監督やトヨタ自動車の熊本剛監督達も一緒に。快晴で海からの風も涼しく、楽しかったです。 移動中、「衛里ちゃんが北海道マラソンで優勝した時、インタ...