函館マラソンのハーフの部を走る天満屋チームの選手達を密着取材。6月28日、監督の山口衛里さん(シドニー五輪マラソン代表)と一緒に2か所へ走って移動し、選手を応援しました。黒のウエアにキャップ姿の衛里さんはカッコよく、現役の選手の頃と変わらない風情。それでいて優しい性格なので、色々なチームの監督達が寄ってきます。この日は三菱重工の黒木純総監督やトヨタ自動車の熊本剛監督達も一緒に。快晴で海からの風も涼しく、楽しかったです。
移動中、「衛里ちゃんが北海道マラソンで優勝した時、インタビューで、中継車から増田さんが応援してくれたお陰って言ってくれたんだよね」と私が言うと、「だって増田さん褒められると嬉しい人だもん」と衛里さん。皆、大笑いでした。
ところで今回天満屋は、「表彰台独占が目標です」と衛里さん。前田穂南さん、西村美月さん、吉薗栞さん、平島美来さんは、広島県ひば道後山高原で合宿をしてから函館に。3㎞地点では、前田さんがトップ。「合宿で厳しい練習を完璧にこなして、疲れているはずなのに」と衛里さんは嬉しそう。でも15㎞地点で西村さんに抜かれ、前田さんは2位に。ゴールは1位西村さん、2位前田さん、3位はユニバーサルエンタテインメントの北川星瑠さん。4位に吉薗さん。1、2、3ではなかったですが、大活躍でした。
前田さんはマラソン日本記録を達成後、‘24パリ五輪代表に選ばれましたが、大会直前に太腿の故障で棄権。山あり谷ありの競技生活です。でも決して諦めません。「目標はマラソンで自己ベストを更新することです!」と、常に前向き。それは、前田さんを妹のように見守る衛里さんの力が大きいと思います。
(共同通信/2026年6月29日配信)