長町武家屋敷跡や金沢城公園をジョギング。頭に白い花びらを乗せたヤマボウシが「ようこそ」という顔で出迎えてくれました。その翌日5月23日、金沢市内の香林坊アトリオ(大和百貨店隣)で、パラ陸上選手3人とトークイベントを。6月、石川県西部緑地公園陸上競技場で開催される日本パラ&日本ID陸上競技選手権のPRのためです。会場には買い物客も合わせて約100人の観客が。
先ず、川上秀太さん(弱視、‘25年インド世界パラ100m金)、高桑早生さん(義足’22年杭州アジアパラ100m金)、新保大和さん(脳原性まひ、インド世界パラ円盤投げ銀)と、私の経歴を司会者が紹介。「ダイワ百貨店だけに主役は大和君ね」と私が言うと「今日はダイワを名乗ります!」と新保さんはにっこり。和やかな雰囲気でした。
福井市出身の川上さんは「自己ベストの10秒61は、西部緑地で出しているので縁起がいいです」。とやる気満々。2歳の息子さんの存在が元気の源のようです。
そして慶応大学出身の高桑さんは、山縣亮太選手と同級生。山縣さんが9秒95を出した時に、高桑さんと一緒に練習したのが良かったと言っていました。そのことに私が触れると、「足首が使えない義足の走りを見て、体の動かし方が参考になったみたいです」と高桑さん。
隣りで新保さんが「動かし方、僕も工夫していますよ。皆さんも真似してください」とまずは腕を前に出して、手首を左右に振りました。客席の皆さんも同じ動き。「今度は手首を固定して、腕と肩を動かします」と新保さん。腕と肩だけがねじれる姿に皆びっくり。「できないよー」と会場は笑いに包まれました。来月、選手たちは百万石の成績を残しそうです。
(共同通信/2026年5月25日配信)