おしゃべり散歩道– category –
共同通信「おしゃべり散歩道」のエッセイをご覧いただけます!!
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スポーツとジェンダー問題
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34年ぶりに東京で世界陸上競技選手権大会が開催。オリンピック、パラリンピックでは無観客だった国立競技場に、多くの観客が訪れるでしょう。 私は常々競技場の中には社会の縮図があると感じています。視覚障がい者と伴走者の走りに共生社会を、車いすや義足の進化に技術革新を感じ驚きます。 そして今回の世界陸上には大きなトピックが。女子の競技に参加する選手全員に、遺伝子検査を義務化したのです。世界陸連が新たな規則として承認した「女性カテゴリーの出場資格」に、日本も対応するというもの。オリンピ... -
パラ陸上選手の強さ
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函館空港から車で20分。海からの風を感じる千代台公園陸上競技場で、8月26日から5日間に渡り日本パラ陸上競技連盟の強化合宿が行われました。函館市長の大泉潤さん(俳優の大泉洋さんの兄)が歓迎に来てくださり、選手たちは「笑顔が似ている!」なんて大騒ぎに。明るい合宿の幕開けです。 鈴木徹さんが強化委員長になってから、新しい取り組みがたくさん。その中の1つが、夕食後の10分間スピーチです。毎日4、5人が自由に話します。「情報共有と仲間を知るため」と鈴木さん。私が行ったこの日は、福永凌太さん... -
ロサンゼルス五輪への道
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向日葵も背を伸ばして応援しているようにみえた北海道マラソン2025。8月31日、スタート時の気温は22℃、湿度78%で陽射しも強く、蒸し暑さを感じました。 私は北海道文化放送のスタジオで、ゲストのハリー杉山さんと一緒に解説。画面を観ながら、レース後半は2人とも興奮して立ったまま話しました。凄まじい戦いだったのです。 というのも今回は、2028年のロサンゼルス五輪へ向けて、2027年秋に行われる代表選手決定戦MGCへの出場権がかかった、国内一発目のレース。男子が2時間12分、女子が2時... -
学ぶ喜びを
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国際NGOプランインターナショナルジャパン(以下、プラン)主催のトークショーで、作家の角田光代さんとご一緒しました。角田さんも私もプランの女の子を支援するプロジェクトで、度々発展途上国を訪れています。それがご縁で、角田さんとは日常生活でもたまに一緒にジョギングをしています。 この日は、約80人の方々を前に、バングラデシュにあるロヒンギャの難民キャンプを訪れた角田さんの話しが中心に。会場には、東京マラソンチャリティーランナーに申込み、寄付先としてプランを選んでくれた人もたくさん... -
ありがとう、王子スタジアム
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蝉の声が盛大に鳴き響いた8月9日、神戸市灘区の王子スタジアムで「ありがとうイベント」が開催されました。昭和31年の兵庫国体に合わせて開場し、陸上、サッカー・ラグビー等たくさんの競技が行われてきた競技場です。老朽化もあり、再整備計画で取り壊され、2030年をめどに北側へ移転し、新しいスタジアムとして誕生する予定なのです。この日、私はイベントにお招きを受けました。というのも、私はこの王子スタジアムでデビューしたからです。成田高校3年生の時、地元千葉で10㎞のロードレースやトラック... -
錦帯橋と健康
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8月上旬、山口県光市の市民夏期大学でお話ししました。ペコパの松陰寺さんさんの故郷ですが、名陸上選手の宝庫の地でもあります。国近友昭さん(アテネ五輪マラソン代表)、梅木蔵雄さん(‘06ベルリンマラソン3位)、市川良子さん(アトランタ・シドニー五輪女子5千m代表)は共に光市立浅江中学校の卒業生。3人とも陸上部の山本進先生に指導を受けました。講演で「将来世界で活躍する選手の土台を作られる山本先生を、尊敬しています」と話すと、一番前に座った中学生の男の子が「僕、今、先生に教わっています」と... -
ジャンプロープ世界選手権
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アーバンスポーツの聖地と言われる川崎市。住民の平均年齢も44.7歳と若く、川崎市長の福田紀彦さんは以前から「若者たちがチャレンジできる街づくりをしたい」と話していました。そして今夏、正に川崎の風景が変わったのです。7月27日から8月3日まで、世界ジャンプロープ選手権が開催され、32の国と地域から約2,800人が参加。街は若者たちでいっぱいに。開会式では日本を代表するパフォーマーによるダンスやダブルダッチ(二本の縄を交互に回す中で演技をする)などの演技が行われ、大盛り上がり。私は... -
太陽の家納涼大会
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日本パラリンピックの父・中村裕さんが創立した太陽の家(大分県別府市)が、今年60周年を迎えます。7月20日の夏祭りもより盛大に。友人のサンプラザ中野くんさんとパッパラー河合さんが出演するので、私も夫と応援に行きました。 太陽の家の前の道路は、200mに渡って歩行者天国に。屋台も多く並んでレトロな雰囲気。家族連れや浴衣を着た中学生、高校生でごった返す中、車いすに乗った人や視覚障がい者、ダウン症の人も当たり前のようにいて、「あー、これが太陽の家だ!」と嬉しい気持ちになりました。 ... -
スポーツを語り合う会
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7月17日、19時に早稲田大学の教室へ。ノンフィクション作家の長田渚左さんが主催する「第132回スポーツを語り合う会」に参加しました。会場には椅子に座れない位お客さまがいっぱい。 この日の講師はTBSテレビの制作スタッフ3名。9月に開催される世界陸上競技選手権大会の中継について、熱く語ってくれました。陸上競技はトラックとフィールド種目あり、同時に競技するためにディレクターは瞬時にどの映像を放送するか選ばなければいけません。「過去にはトラック競技を伝えている最中に、棒高跳びで... -
士別ハーフ
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道沿いに咲くラベンダーも選手に声援を送っているようでした。7月13日、北海道士別市で「第38回サフォーク士別ハーフマラソン」が開催され、ゲストランナーの野口みずきさんと柏原竜二さんとご一緒しました。「実は今日、誕生日なんですよ」と柏原さん。会場の皆でハッピーバースデーを歌って盛り上がりました。「士別は実業団の頃、合宿でお世話になり、故郷のようです」と野口さん。私もそう。夏は、実業団や大学など多くのチームが「合宿の里士別」で走り込みをしています。そしてその成果をみるために、大...