「五輪は今、あり方を見つめ直す分岐点にいる」とコメントリーさん。IOC(国際オリンピック委員会)の会長にジンバブエ出身のカースティ・リー・コベントリーさんが2025年6月に就任して1年。次々に改革案が出され、検討が進められています。
今年2月の総会と6月の臨時総会で、夏季競技の一部を冬季に移す可能性が示されました。陸上や競泳などの種目数を減らす案も聞こえてきて、寂しい気持ちに。
それに比べてアーバンスポーツが人気です。スケートボードやサーフィンなどが五輪に加わり成功しているからでしょう。
私が理事長を務める日本ジャンプロープ連合は、種目に大縄跳び、シングルロープ、ダブルダッチなどがあります。日本は子どもの頃から縄跳びに親しんでいるので選手層が厚く、世界大会で優勝することも少なくありません。
先日、都道府県支部のリーダー達が集まり、活動の様子を共有。「オリンピック種目になるようにがんばろう」と事務局長の原竹純さん。皆で心を1つにしました。そのためには全国にある都道府県支部の数(今は21)を増やしていかなければいけません。
北海道では教育委員会と連携して広めようとしています。福島では、県のスポーツ振興施策で50万円が出て、それを上手に普及に使っていると。スポーツが部活動から地域のクラブに移行しようとする中、縄跳びやダブルダッチは良い立ち位置にいると思いました。縄1本だけで手軽に室内で出来ること、また協調性を育みながら、リズム感や敏捷性を養えるからです。「子ども達には友達を大事に、自分らしく飛ぶことが1番だよと教えています」と京都のリーダー。アーバンスポーツに爽やかな風が吹いています。
(共同通信/2026年7月6日配信)