ミラノ・コルティナ五輪はメダルラッシュの大盛り上がり。2月12日、その勢いをつないでがんばろうと、ミラノ・コルティナパラリンピックの決断式が都内のホテルで開かれました。秋篠宮皇嗣殿下と紀子妃殿下も御臨席。「鍛錬の成果を最大限発揮して頂き、世界の選手との友情を深めてください」と秋篠宮さまはご挨拶。
その後、紀子さまと共に、旗手を務めるスノーボードの小須田潤太さんと車いすカーリングの小川亜希さんの所に行き、ゆっくりとお話しされる姿が印象的でした。紀子さまの桜色のツーピースと笑顔に、選手たちは幸せな表情をしていました。
小須田さんはすごく明るいキャラ。選手たちが選んで決めた「挑め、心を一つに」というスローガンに触れて「心を一つにするのは簡単ではないですよ。先ず練習に、私が心を一つにというので、オーと言ってくださいね」と元気に盛り上げました。その空気には明るい一体感があり、私は何だか誇らしい気持ちになりました。
というのも小須田さん、スノーボードと陸上競技の二刀流だからです。21歳の時に交通事故で右脚太ももの半分から下を切断。3年後、義足のランニングクリニックで出会った山本篤さんに憧れて陸上競技をスタート。そしてスノーボードに挑戦する山本さんをみて、また続いたのです。「篤さんがいなかったら陸上もスノボもしていなかった」と小須田さん。
また結団式では、五輪のアイスホッケー女子とカーリング女子からのビデオメッセージが紹介され、更にパリパラリンピック競泳金メダリストの鈴木孝幸さんや木村敬一さん達からもメッセージが。スポーツで繋がる一体感に、新しい時代を感じました。がんばれ、ニッポン!
(共同通信/2026年2月16日配信)