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夏休み 元気な子ども達
2022夏休み、元気な子ども達にたくさん会いました。8月6日は駒沢オリンピック公園陸上競技場で開催されたジュニア陸上チャレンジカップ。「子ども達に夢の舞台を」と始まった大会で、運営するのは東京陸上競技協会。70歳過ぎの方々も多く、子どもからしたらお爺ちゃん、お婆ちゃん達です。東京、千葉、埼玉、神奈川等から小学生がたくさん集まり、日頃の練習の成果を発揮。 種目は1、2年生の50m、ハードル競技もあれば、長い距離は800mも。フィールドでは走幅跳び、走高跳び、ジャベリックボール投げが。... -
市民マラソンの原点
2022NHK大河ドラマ「いだてん」が放送されたのは2019年。そして2020東京大会後も、主人公金栗四三さんの故郷熊本県玉名市では、金栗さんのスピリットを残したいと活発にイベントが行われています。7月31日は「金栗四三を語るシンポジウム」に招かれ、筑波大学の真田久さん(66歳)と大林太朗さん(33歳)とご一緒しました。 お二人はドラマ「いだてん」のスポーツ史考証や資料提供など重要な役割を果たされ、この日はおよそ300人のお客さんを前に撮影秘話もたくさん。1912年、金栗さんがストッ... -
女子やり投げで快挙
2022やり投げの北口榛花さんが、オレゴン世界陸上競技選手権で見事銅メダルに輝きました。世界大会で日本女子投擲種目のメダルは初めて。彼女の愛らしい笑顔が、おめでたい気持ちを増幅させてくれるようです。 実は銅メダル獲得の前日、榛花さんのお父さん北口幸平さんとお会いしました。幸平さんは旭川市のホテルでパティシエをしています。私が仕事で士別市に行く前に立ち寄ったのは、榛花さんが予選をトップ通過した日。榛花さんにゆかりがあると聞いていたエクレアは売り切れでした。それでシュークリームを買... -
兵庫の魅力発信
20227月上旬、兵庫県知事の齋藤元彦さんのもとへ表敬訪問しました。延期になっていた神戸世界パラ陸上競技選手権大会が2024年5月17日から25日まで開催されることが決定し、その報告に。紺色のポロシャツ姿で登場され「一緒にがんばりましょう」と話す齋藤さんは、とても爽やか。ポロシャツは11月に明石市で開催される「全国豊かな海づくり大会」のもので、知事自らPRの先頭に立っています。 ジョギングが趣味とのことですが、就任から約1年、忙しくてあまり走れていない様子。「最近肩が凝るんですよ」と... -
安倍元首相との思い出
2022内閣官房から、健康について意見を伺う「けんじん会議」に出席して欲しいと連絡があったのは2006年の秋。「千葉県人」ではなさそうだし「健人」?と思っていたら、送られてきた資料に「賢人」とありびっくり。万難排して首相官邸に行きました。 安部晋三首相(当時)が出席し、「新健康フロンティア戦略賢人会議」が開催され、私はスポーツ面から健康寿命についてお話させて頂きました。冒頭、一人一人の委員の顔を見ながら会議の趣旨を熱く説明する姿を、今もはっきりと覚えています。 そして2017年... -
函館で手応え
20227月3日、函館マラソンが3年ぶりに開催され、およそ4,800人のランナーがグラウンドに。日常が戻ってきたような華やかさでした。最初にハーフがスタート。そこには前田穂南さん(天満屋)の姿がありました。4日前に、1ヶ月にわたる米国アルバカーキの合宿から帰ってきたばかり。涼やかな表情に一段と締まった体が印象的でした。 「彼女はアルバカーキが好きなので、3年ぶりに行けて嬉しかったのでしょう。ずっと走っていましたよ」と武冨豊監督。その後、武冨さんと一緒に沿道で前田さんと同僚の松下菜摘さ... -
引退後も注目の福士さん
2022あちこちで元気に咲く向日葵。その表情に福士加代子さんを思い浮かべます。彼女も今、あちこちで引っ張りだこです。1月の大阪国際女子マラソンで引退してから、指導やイベント、テレビ出演など大忙しの活躍。先日はNHK-BSの「ランスマ倶楽部」に登場しました。競技人生で追求し続けたのは「どうしたら楽に走れるか?」ということ。「がんばることは上が決まっている。“楽”には限界がないんです」と笑顔で福士節を。 そしてゲストの皆さんに体の力が抜けたランニングフォームを指導。肩をすとーんと落と... -
陸上王国福島で躍動
2022福島県郡山市の開成山公園はバラの花が満開でした。その公園の中にある陸上競技場で、6月18、19日、北海道・東北パラ陸上競技選手権大会が開催されました。初日に郡山市長の品川萬里さんが来てくださり、「私は車椅子の人たちが快適に暮らせる街づくりを目指しているのですよ」と。駅から競技場まで近いこと、また東京パラリンピックではハンガリーの水泳選手たちが合宿を行ったこともあり、品川さんはパラスポーツへの関心が高い方。 そんな品川さんの前で、佐々木真菜さんが400mを00で走り自身の持つ... -
世界で闘う田中希実さん
20226月9日から4日間にわたり開催された日本陸上競技選手権大会。2日目、長居陸上競技場のサブトラックには、水色のTシャツを着た田中希実さん(東京五輪女子1500m8位入賞)の姿が。ポニーテールの髪をなびかせながら軽快にウォーミングアップする彼女を、コーチで父の健智さんが見守っていました。髪を束ねたゴムの色はピンク。すると「調子がいい時はピンクなんですよ」と健智さん。 希実さんと健智さん、この日本選手権の目標は「1500mでよい滑り出しをして、800m、5千mのトータルで良い走り... -
石川県の優しいサポート
2022金沢百万石まつりが開催された6月初旬、市街地から少し離れた西部緑地公園陸上競技場では日本ID(知的障がい)陸上競技選手権大会が開催されました。ダウン症の部、パラ陸上種目も加わり、選手約280名が参加する盛大な大会に。 ウエルカムセレモニーで、2020東京大会を記念して制作された市民ファンファーレ「鳳曜」をはじめ、龍谷高校吹奏楽部によるステキな演奏が行われたのです。石川県知事の馳浩さんもいらしてくださり「日本海側で初の大会ですね。県民のパラスポーツへの関心が高まって、選手...