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おしゃべり散歩道2017

異文化知るチャンス

 宮崎ブーゲンビリア空港に降りて市内に向かうと沿道のワシントニアパームに導かれます。空に伸びやかに向かうその姿は開放的。この日は宮崎日日新聞社の主催で「スポアゲ宮崎講演会」(スポーツで宮崎を盛り上げよう)が開催され、最初の講師としてお招きを受けました。宮崎は宮崎牛も日本一ですが、今、合宿地としても注目を集めています。野球、サッカー、ラグビー、陸上等たくさんの競技が合宿を行っているのです。それは、温暖な気候、練習環境、宿舎と食の充実、観光資源など、条件が整っているから。3年後の東京オリンピック・パラリンピックに向けては、ドイツ陸上競技連盟が宮崎で事前合宿をすることを発表。2019年のラグビー世界選手達に向けてもイングランドチームの事前合宿が決定しています。
 そんな中で宮崎の人には、どんどん異文化を吸収して、国際理解を高めて欲しいと思います。語学力はもちろんですが、色んな国の文化を知る良いチャンス。知った上での対応が一番のおもてなしになるでしょう。講演では日本オリンピック委員会で理事を務める荒木田裕子さん(バレーボール・モントリオール五輪金メダリスト)から伺った話も。荒木田さんが2014年のアジア大会(韓国・インチョン)で表彰式のプレゼンテーターを行った時のこと。表彰台のイランの選手の首にメダルをかけ、握手を求めたところ、その選手は両手を背中の後ろに回し、拒否したのです。荒木田さんはその瞬間にハッと気付いたそうです。イスラムの習慣として異性間での接触がご法度とされていることを。私もやってしまいそうだと思いました。色々な国のことを、楽しみながら学んでいきましょう。

(共同通信/2017年11月20日配信)

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