2024– category –
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2024年を締めくくる
クリスマスのイルミネーションが街を明るく照らす12月19日、日本陸上競技連盟主催のアスレテックスアワードが、東京・六本木のホールで開催されました。北口榛花さん(やり投げ)や村竹ラシットさん(110mハードル)など錚々たるメンバーが出席。パリ五輪(金メダル)後に数々の受賞式に招かれた北口さんは「着ていく洋服をそんなに持っていなくて…」と話していましたが、この日は黒のパーティードレスがよく似合っていました。また普段はユニフォーム姿の選手たち、体が引き締まっているのでスーツ姿がきまっ... -
復活の走りに感動
12月15日、第43回有森裕子杯人見絹枝杯山陽女子ロードレース大会が開催されました。前日、後楽園を走りに行くと、カエデやイチョウが美しく色づいていました。紅葉あかりで明るい岡山は、今スポーツでも輝いています。サッカーではファジアーノ岡山が悲願のJ1に昇格。また先日はパリオリンピック・パラリンピックのメダリスト達のパレードが行われ、体操3冠の岡慎之介さん達が車から手を振り、街は活気に包まれたのです。 レースは、三連覇がかかるマーガレット・アキドルさん(コモディイイダ)が最初5㎞キ... -
故郷への思いを胸に
池井戸潤さんの小説「俺たちの箱根駅伝」は、正に駅伝が足し算ではないことを教えてくれます。寄せ集めの関東連合チームが、商社を辞めて大学の陸上部を指導することになった甲斐監督のもと、もの凄いチームワークを発揮して快挙を成し遂げるのです。それを伝える日本テレビの現場も、個性溢れるキャラの人たちが絆を深めます。 日本には「タスキをつなぐ」文化が根付いている、と思った折しも、12月7日に愛知駅伝が開催されました。会場となったモリコロパークは愛知万博の会場跡地。美しい木々の紅葉に包ま... -
広がるデフスポーツ
ポインセチアの鉢植えがお花屋さんに並び始めた11月末、駒沢オリンピック公園総合運動場で「第21回デフ陸上選手権大会、第4回日本デフジュニア・ユース陸上競技選手権大会」が開催されました。来年、東京で夏季デフリンピック競技大会が開催され、陸上競技は駒沢で。僭越ながら私は東京陸上競技協会の会長を務めていますが、この日の運営は来年に向けたリハーサルの気持ちで臨んだのです。 参加選手は約170人。競技場内にはピンクや黒などのビブスを着たボランティア(日本財団ボランティアセンターの方々)や... -
クイーンズ駅伝
仙台の街はイチョウの黄葉に包まれ、その中を赤い紅葉が躍動するようでした。11月27日、クイーンズ駅伝が開催され、赤いユニフォームのJP日本郵政グループが優勝。レース前の大方の予想は「積水化学が圧倒的に強い。2位争いが熾烈になる」でした。つくづく駅伝は自己ベスト記録の「足し算」ではない、と実感しました。 優勝したJP日本郵政グループは、1区の菅田雅香さんが先頭とわずか5秒差の3位で好スタートを切り、2区の牛佳恵さんが2位に押し上げます。そしてエースが集う3区で廣中璃梨佳さんが... -
大分国際車いすマラソン
大分国際車いすマラソンは、今年43回目を迎えました。提唱者は日本パラリンピックの父の中村裕さん。大会前日、中村さんが創設した太陽の家を訪問しました。いつものように障がい者の皆さんが電気製品の部品を作ったり、組み立てたりキビキビと働いていました。中村さんが目標にした「障がい者も働いて納税すること」がしっかりと受け継がれています。 そして今回驚いたのは、eスポーツ専用の部屋が出来て、仕事の後に練習していたことです。格闘ゲームが得意な発達障がいのある選手が、夢中で画面に向き合って... -
東日本女子駅伝
澄み渡る青空のもと、11月10日、第39回東日本女子駅伝が開催されました。プログラムの表紙は金色の光の中で走る選手の姿。その横に「最後のタスキは未来へつなげ!」という白い文字が踊っています。この日、大会は39年の歴史に幕を閉じました。でも「あまりしんみりせずに、サンキュウの気持ちでがんばろー」と共に解説する弘山晴美さん、吉川美香さんと話しました。 さて、優勝したのは、埼玉県チームです。アンカーの山之内みなみさんが30秒差の2位で受けたタスキを胸に激走、見事な逆転優勝でした。山之内さ... -
大学駅伝
出雲駅伝(10月14日)を皮切りに駅伝シーズンがスタートしました。「夏合宿はワクワクしたい」と話していた國學院大学の前田康弘監督。よい合宿が出来たに違いありません。出雲では初優勝!今シーズンの台風の目になりそうです。どのチームにおいても、チームの雰囲気や夏合宿の成果が勝敗のカギを握ります。 そして今回私が注目しているのは、立教大学です。今年の創立150周年に向けて強化を進めてきましたが、昨年早くも55年ぶりに箱根駅伝に出場(18位)。今年の箱根は順位をあげて14位。メキメキと力をつけ... -
還暦マラソン
週間予報では雨の確率が高かった10月27日の水戸黄門漫遊マラソン。当日はお日さまが出て20℃を超える暑さでした。「お母ちゃん、晴らし過ぎだよ」と私は天国の母に言って笑いました。還暦という人生の節目に母は旅立ちましたが、私は10年ぶりにフルマラソンを完走して、益々元気に進んでいこうと思ったのです。 スタート前、「増田は暑さに弱いんだから無理しないでね」とゲストランナーの谷口浩美さんに言われ、私はオーバーペースにならないように1㎞7分~7分半のペースでゆっくりと進んでいきました。スポ... -
松山ID選手権
夏目漱石や正岡子規など、明治の文豪たちが愛した文化の香り高い愛媛県松山市。今は、俳句甲子園と呼ばれる高校生の俳句全国大会の舞台でもあります。 そんな松山で10月19日と20日の2日間、日本ID陸上競技選手権(兼)パラ陸上競技記録会が開催されました。パラ陸上の世界にも「坊ちゃん」と呼ばれる人がいます。松山出身の石山大輝さん(弱視)。パリパラリンピックでは日本選手団の旗手を務め、ルックスの可愛いらしさからも人気者のです。 石山さんは、新田高校、聖カタリナ大学出身。今回出場予定でした...