おしゃべり散歩道– category –
共同通信「おしゃべり散歩道」のエッセイをご覧いただけます!!
-
地域で頑張る人を紹介
おしゃべり散歩道
今から33年前、長距離・マラソンの現役選手を引退した私は、スポーツライターとして第二の人生を走り始めました。メディアの世界に飛び込むと、選手の頃とのギャップに周りはびっくり。無口で暗い印象だった私がよく喋る。「この意外性は武器になる!」といきなりTBSラジオのパーソナリティーに抜擢されたのです。 そんな縁のあるTBSラジオで、10月から新しい番組が始まりました。「増田明美 健やかリーダーズ」。毎回、医療や介護の現場で活躍する方をゲストに招いて、人生100年時代を健やかに歩むヒン... -
小平奈緒さんの笑顔
おしゃべり散歩道
金木犀の甘い香りが漂っていた10月中旬、仕事で長野県松本市へ。前日入りし、夜、国宝松本城へジョギングに行くと、お城がライトアップされ、行灯に照らされた道も美しかったです。 翌日の朝は、国宝旧開智学校までジョギング。目の前に現れた校舎は、西洋風窓や装飾に瓦屋根という和洋折衷な佇まい。心がほっこりしました。お隣のテニスコートからは、心地よいボールの音が響いていたのです。 そして朝食後、「居ないだろうな」と思いながら、小平奈緒さんが運営するカフェへ。それは現役時代の彼女を応援してい... -
八丈島での触れ合い
おしゃべり散歩道
台風22号の影響で八丈島の人たちは大変な被害を受けました。その1週間前に私は「第21回八丈島夢伝大会」でお邪魔したばかり。毎年恒例のこの大会で、地元の小中学生や特別支援学級の皆さん、老人ホームの皆さんなど323人と幸せな時間を過ごしたのです。台風の影響が心配で、大会を運営するちょんこめ作業所(障害者福祉作業所)の女性の方に電話を。でも電話もメールも繋がらず、ニュースを観ながら心配していました。 台風から2日後に、ようやく電話が繋がると「家の屋根が壊れたり、水道が止まったり。まだバタバ... -
ニューデリーからの報道
おしゃべり散歩道
街路樹のプルメリアの白い花が笑っているようにみえたインド・ニューデリー。9月27日から9日間にわたって開催された世界パラ陸上競技選手権で、日本はメダルダッシュでした。初日の唐澤剣也さん(視覚障がいT11)の5千m金メダルを皮きりに、川上秀太さん(視覚障がいT13)が100mで金。佐藤友祈さんは400m、1500mmで金。トータルで金4つ、銀8つ、銅2つを獲得という快挙を成し遂げたのです。春に、私たち日本パラ陸上競技連盟は「挑め未来!」とキャッチフレーズを決めて、皆が一丸となった成... -
インドで金メダル
おしゃべり散歩道
9月27日、ニューデリー世界パラ陸上競技選手権の最初の決勝競技は、男子5千m(視覚障がい・全盲)でした。私はサンライズレッドの日本代表チームのウエアを着て、SUBARUパラ専任コーチの星野和昭さんと一緒に応援。SUBARU陸上競技部所属の唐澤さんにはメダルの期待がかかります。 「伴走の堀越(翔人さん)にとっても世界のデビュー戦です!」と星野さん。唐澤さんは東京、パリとパラリンピック2大会連続銀メダル。金メダルを目指して邁進する中、伴走者のレベルも上がります。そこでSUBARU... -
福島県郡山市でパラ陸上
おしゃべり散歩道
薄桃色のコスモスが風に揺れた朝、「東京世界陸上の勢いをもらっちゃいましょう!」と私は開会式でご挨拶。9月20~21日、福島県郡山市で北海道・東北パラ陸上競技大会が開催されました。今回はパラだけでなく、4×100mリレーで一般の人も参加できる「ふくしまリレーフェスティバル」を併催。新しい試みでした。 競技場に近いショッピングモール(ザ・モール郡山)の通路を提供して頂き、パラ陸上の選手たちの写真展を実施。また福島テレビの友人の浜中順子アナウンサーに相談し、大会の紹介とリレーの参加を... -
スポーツとジェンダー問題
おしゃべり散歩道
34年ぶりに東京で世界陸上競技選手権大会が開催。オリンピック、パラリンピックでは無観客だった国立競技場に、多くの観客が訪れるでしょう。 私は常々競技場の中には社会の縮図があると感じています。視覚障がい者と伴走者の走りに共生社会を、車いすや義足の進化に技術革新を感じ驚きます。 そして今回の世界陸上には大きなトピックが。女子の競技に参加する選手全員に、遺伝子検査を義務化したのです。世界陸連が新たな規則として承認した「女性カテゴリーの出場資格」に、日本も対応するというもの。オリンピ... -
パラ陸上選手の強さ
おしゃべり散歩道
函館空港から車で20分。海からの風を感じる千代台公園陸上競技場で、8月26日から5日間に渡り日本パラ陸上競技連盟の強化合宿が行われました。函館市長の大泉潤さん(俳優の大泉洋さんの兄)が歓迎に来てくださり、選手たちは「笑顔が似ている!」なんて大騒ぎに。明るい合宿の幕開けです。 鈴木徹さんが強化委員長になってから、新しい取り組みがたくさん。その中の1つが、夕食後の10分間スピーチです。毎日4、5人が自由に話します。「情報共有と仲間を知るため」と鈴木さん。私が行ったこの日は、福永凌太さん... -
ロサンゼルス五輪への道
おしゃべり散歩道
向日葵も背を伸ばして応援しているようにみえた北海道マラソン2025。8月31日、スタート時の気温は22℃、湿度78%で陽射しも強く、蒸し暑さを感じました。 私は北海道文化放送のスタジオで、ゲストのハリー杉山さんと一緒に解説。画面を観ながら、レース後半は2人とも興奮して立ったまま話しました。凄まじい戦いだったのです。 というのも今回は、2028年のロサンゼルス五輪へ向けて、2027年秋に行われる代表選手決定戦MGCへの出場権がかかった、国内一発目のレース。男子が2時間12分、女子が2時... -
学ぶ喜びを
おしゃべり散歩道
国際NGOプランインターナショナルジャパン(以下、プラン)主催のトークショーで、作家の角田光代さんとご一緒しました。角田さんも私もプランの女の子を支援するプロジェクトで、度々発展途上国を訪れています。それがご縁で、角田さんとは日常生活でもたまに一緒にジョギングをしています。 この日は、約80人の方々を前に、バングラデシュにあるロヒンギャの難民キャンプを訪れた角田さんの話しが中心に。会場には、東京マラソンチャリティーランナーに申込み、寄付先としてプランを選んでくれた人もたくさん...