2025年– date –
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青山学院大の活躍
東京マラソンの3日前、東京ビッグサイトで、青山学院大学陸上競技部監督の原晋さんとのトークショーがありました。最近青学は、実業団選手に発破をかけるような活躍を見せています。 昨年12月の福岡国際マラソンで、OBの吉田祐也さんが優勝。2月の別府大分毎日マラソンでは、若林宏樹さん(4年生)が学生新記録の走りで日本人トップの2位に。その2週間後の大阪マラソンでも、黒田朝日さん(3年生)が学生新記録を更新。 「大活躍の勝因は何ですか?」と原さんに伺うと、「しっかりご飯を食べることと駅... -
91歳のスーパーランナー
「人生が足りないです」と笑顔で話す北畑耕一さんは、91歳。背筋がピンと伸びていて、品のいいダンディーな方でした。この日、月刊「ランナーズ」の対談でお会いし、私は凄く刺激を受けました。北畑さん、1月に鹿児島「いぶすき菜の花マラソン」を7時間6分で走り、「4月はパリマラソンを走りますよ」と楽しそう。私との対談で準備されたメモは、全てフランス語。「英語は出来ますのでフランス語にも慣れないとね」と、明るく話すのでした。 伊藤忠商事に勤務していた頃は、パリやニューヨークでの生活が長か... -
八幡出身のレジェンド
日本新三大夜景都市ランキング2回連続第1位の北九州市で、第12回北九州マラソンが開催されました。大会ゲストの私は毎年、君原健二さん(83歳・東京、メキシコ、ミュンヘン五輪日本代表)と和子さんご夫婦とお会いできることを楽しみにしています。小倉生まれで日本製鉄(当時は八幡製鉄)に勤務していた君原さん。この日は、赤い帽子に赤いスーツ姿でスターターを。それを合図に約13400人のランナー達が走る姿は圧巻で、贅沢な感じがしました。 君原さんは毎年、大会を支えてくれる人を表彰しています。今年... -
進化するマラソン大会
東京タワー近くの公園の梅の花がほころび、春の香りがしてきました。これから週末、全国各地でマラソン大会が開催されます。先日、東京マラソン財団理事長の早野忠昭さんとお会いしました。 2007年にスタートした東京マラソンも18歳の成人を迎えますが、今も大人気。「大体12倍の倍率なんですよ」と早野さん。記録が生まれる高速マラソンとしても人気で、世界中からトップアスリートが集合。世界の6大大会がシリーズ化されているワールドマラソンメジャーズ(他にボストン、ロンドン、ベルリン、シカゴ、... -
掛布さんと野球談議
節分の日、TBS系列の「サンデーモーニング」に生出演。スポーツコーナーでご一緒したのは、掛布雅之さん。楽屋も一緒で、私が先に入ってお待ちしていると「増田さん、よろしく。初めてですかね」とニコニコしながら入ってきました。すごく気さくな方で、同じ千葉県出身であることを嬉しく思いました。 この日は、プロ野球12球団のキャンプの様子を紹介することに。楽屋でディレクターも一緒に、掛布さんと阪神の話しで大盛り上がり。現役時代の思い出話しになり、応援について「打てば神様ですが、打てない... -
異色のニューヒロイン
大阪城公園の梅林では、寒紅や冬至など例年よりも多くの梅が開花していました。1月29日の大阪国際女子マラソンで再び花開いたのは、前田彩里さん(31歳・’15北京世界陸上代表)です。レースは安藤友香さんが先頭集団で積極的な走りを。30㎞以降でエチオピアの2人の選手に離されるも3位に。前田さんは第2集団で5キロ16分50秒のペースを着実に刻み、2時間25分24秒の6位でゴール。見事MGC出場権を獲得したのです。彩葉ちゃんを出産してからおよそ2年。ママさんランナーとして帰ってきてくれて、陸上界にも... -
笑って新年の幕開けを
小倉城を発着で開催される選抜女子駅伝北九州大会(1月22日)。前日の開会式に向かうため博多から新幹線で小倉駅に到着しました。駅には大きなポスターが。2月のブレイキン(ブレイクダンス)世界大会の宣伝のポスターでした。来年のパリ五輪の正式種目に決まってから注目が集まり、テレビ中継も増えています。小倉での大会は、選抜女子駅伝を中継するRKB毎日放送が制作して全国放送されます。スポーツ局長の吉田竜午さんは「これからどんどん盛り上がりそうなので、東京のキー局に獲得される前にとりまし... -
神戸市が特別功労賞「世界パラ陸上」大会運営で功績
https://www.youtube.com/watch?v=Fp1NoIPU5c4 -
2025大阪国際女子マラソン 生配信
https://www.youtube.com/watch?v=76dPAJB_7TY 2025大阪国際女子マラソン 「増田明美の前日見どころ生配信」 https://www.youtube.com/watch?v=RlN7l1h3KXQ 2025大阪国際女子マラソン 「増田明美・森脇健児らがしゃべり倒す!限界突破の5時間裏生実況」 -
心をつなぐ駅伝
山茶花が冬空を彩った1月15日、京都で開催された全国女子駅伝で、ひときわ注目を集めた選手がいます。岡山県代表のドルーリー朱瑛里さん、中学3年生。4区を区間新記録で駆け抜け、17人をゴホウ抜き。その姿はカッコよくて凛々しく、まるで少女漫画から飛び出してきた人のようでした。画面からスター性を感じた人も多かったでしょう。 実は彼女のことは、昨年12月の山陽女子ロードの時から話題になっていました。岡山陸上競技協会の人たちが興奮気味に「岡山にすごい中学生がいるんですよ。高校生や大学生、実...