MENU
  • TOP
  • プロフィール
  • 出演予定
  • イベント情報
  • エッセイ「おしゃべり散歩道」
  • 執筆活動
  • 障がい者スポーツ
  • お問い合わせ
  • ネコと一緒
  • リンク集
増田明美 // Masuda Akemi//
また、走りだしましょう!
  • TOP
  • プロフィール
  • 出演予定
  • イベント情報
  • エッセイ「おしゃべり散歩道」
  • 執筆活動
  • 障がい者スポーツ
  • お問い合わせ
  • ネコと一緒
  • リンク集
増田明美 // Masuda Akemi//
  • TOP
  • プロフィール
  • 出演予定
  • イベント情報
  • エッセイ「おしゃべり散歩道」
  • 執筆活動
  • 障がい者スポーツ
  • お問い合わせ
  • ネコと一緒
  • リンク集

風を切って独り旅

2024 1/04
おしゃべり散歩道 2023
2023年6月5日2024年1月4日
  • URLをコピーしました!

 全国都市緑化フェア期間中の仙台市で、6月4日、仙台国際ハーフマラソンが開催されました。いつもは5月中旬の開催。今年はG7科学技術大臣会合の関係で6月に日程変更されたのです。
 この日、スタート時(朝10時5分)の気温は24℃、加えて台風2号から変わった低気圧の影響で8mの風が吹くなど、走るに厳しい条件でした。
 私が注目していたのは、一山麻緒さん(東京五輪女子マラソン8位入賞)です。大会前日の記者会見では「今、どの位の力があるか確認したいです」と麻緒さん。故障で満足な練習が出来ずまま臨んだ3月の東京マラソンでは、不本意な結果に泣いていました。その後、4、5月はアメリカのアルバカーキで合宿。仙台は、パリ五輪の代表決定戦MGC(10月)への第一歩だったのです。
 記者会見後のパーティーで麻緒さんは、「仙台は毎年駅伝で黄色く咲いた落ち葉の中を走っていますが、緑豊かな中を走れるのも嬉しいです」とスピーチ。歓談が始まると「落ち葉が咲くのは変でしたね」と反省していましたが、私は落ち葉が咲いて見える彼女の感性が好きです。
 翌日、スタートすると風を切って走る勢いで、レースは一人旅でした。美しい体型から生まれるダイナミックな走り。向かい風の中、ペースは徐々に落ちたものの圧勝でした。「何より勝てて良かったです」と麻緒さん。
 ご主人は男子マラソン日本記録保持者の鈴木健吾さんです。日本に居る時は共に生活し、彼女は1日3回の食事を作り「生活面の意識が高まって、より練習に集中できます」と話します。目標は「2人でパリ五輪に出場すること」。その第一歩を踏み出しました。青葉城からモンマルトルの丘へ、がんばって麻緒さん!

(共同通信/2023年6月5日配信)

おしゃべり散歩道 2023
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • ドイツへの卓球留学
  • パラ陸上 若手が活躍

関連記事

  • デフリンピックが楽しみに
    2025年4月28日
  • 女子陸上王国・兵庫県
    2025年4月21日
  • 廣中璃梨佳さんの復活
    2025年4月14日
  • 選手出身の強化委員長
    2025年4月7日
  • 心温まる交流
    2025年3月31日
  • 放送100年を記念して
    2025年3月24日
  • 国スポ改革が本格化
    2025年3月17日
  • パラ陸連の新たなスローガン
    2025年3月10日
  1. ホーム
  2. おしゃべり散歩道
  3. 2023
  4. 風を切って独り旅

© Masuda Akemi

目次