7月上旬、兵庫県知事の齋藤元彦さんのもとへ表敬訪問しました。延期になっていた神戸世界パラ陸上競技選手権大会が2024年5月17日から25日まで開催されることが決定し、その報告に。紺色のポロシャツ姿で登場され「一緒にがんばりましょう」と話す齋藤さんは、とても爽やか。ポロシャツは11月に明石市で開催される「全国豊かな海づくり大会」のもので、知事自らPRの先頭に立っています。
ジョギングが趣味とのことですが、就任から約1年、忙しくてあまり走れていない様子。「最近肩が凝るんですよ」とおっしゃるので、肩から肩甲骨周りを柔らかくするストレッチを教えました。すると周りの職員の皆さんも一緒にストレッチタイムに。和やかな時間でした。
この日はその後、神戸世界パラの組織委員会総会に。行政の方々や元アスリート、兵庫県陸上競技協会、観光業界、交通関係等幅広い部門から委員が出席。掲げられた5つの柱について話し合いました。「1.選手の活躍を引き出す最高の舞台の実現、2.様々な支え手の力を結集した大会の運営、3.パラスポーツを通した障害や多様性への理解促進、4.持続可能性への最大限の配慮、5.世界に向けた兵庫・神戸の魅力発信」です。
その舞台となるユニバー記念競技場には、バリヤフリートイレを設置し、スロープを改修。また点字ブロックを各所に設置するなど準備が進んでいます。東京パラリンピックは無観客でしたから、神戸大会では、たくさんの子ども達に観てもらい、選手と触れ合って自然に多様性を認め合う文化が根づいて欲しいです。また競技を終えたら選手の皆さんに、神戸ビーフや神戸コロッケなど神戸の味を堪能して頂きたい!
(共同通信/2022年7月15日配信)