MENU
  • TOP
  • プロフィール
  • 出演予定
  • イベント情報
  • エッセイ「おしゃべり散歩道」
  • 執筆活動
  • 障がい者スポーツ
  • お問い合わせ
  • ネコと一緒
  • リンク集
増田明美 // Masuda Akemi//
また、走りだしましょう!
  • TOP
  • プロフィール
  • 出演予定
  • イベント情報
  • エッセイ「おしゃべり散歩道」
  • 執筆活動
  • 障がい者スポーツ
  • お問い合わせ
  • ネコと一緒
  • リンク集
増田明美 // Masuda Akemi//
  • TOP
  • プロフィール
  • 出演予定
  • イベント情報
  • エッセイ「おしゃべり散歩道」
  • 執筆活動
  • 障がい者スポーツ
  • お問い合わせ
  • ネコと一緒
  • リンク集

チームジャパンの一体感

2024 7/16
おしゃべり散歩道 2024
2024年3月11日2024年7月16日
  • URLをコピーしました!

 3月10日に開催された名古屋ウィメンズマラソンは女性たちのエネルギーでいっぱい。快晴の中、桜が開花してしまいそうな勢いでした。約2万人のランナー達の先頭には、パリ五輪の残り一枚の切符をかけた選手たち。その目の前に、1月の大阪国際女子マラソンで前田穂南さんが出した2時間18分59秒というハードルが立ちはだかっていました。
 レースはペースメーカーが12~13㎞で4人中2人が離脱し、20㎞で日本記録ペースから28秒遅れとなっていました。25㎞過ぎの給水でアフリカ勢の2人がスパートし、安藤友香さんと加世田梨花さんが付き、鈴木亜由子さんが遅れはじめました。5~7mの北西の風が吹く中、日本の3選手は粘りの走りを見せましたが、記録のハードルを超えることは出来ませんでした。でも、優勝した安藤友香さんは7年ぶりに自己ベストを更新。前の晩「殆ど眠れなかった」という鈴木亜由子さん(3位)もゴール直前に思いっ切り転んだものの、自己ベストを更新!選考を通して確実に強化が進んでいると感じます。
 そしてレース中に心打たれたのは、10㎞過ぎの給水を取れなかった鈴木亜由子さんを見た加世田さんが、自分で半分ほど飲んだペットボトルの水を渡したこと。「最後の切符」を目指す同志としての美しい友情に、胸が熱くなりました。
 パリ五輪まであと5カ月。日本代表の鈴木優花さん、一山麻緒さん、前田穂南さんはそれぞれの個性が光ります。一年延期になった2020東京五輪を、一山さんと前田さんの2人が経験していることは鈴木さんにも良い影響を与えるでしょう。名古屋での給水渡しのような「チームジャパン」の一体感で、8月のパリで力を発揮して欲しいと思います。

(共同通信/2024年3月11日配信)

おしゃべり散歩道 2024
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • パリの次は東京世界陸上
  • マラソンへの登竜門

関連記事

  • デフリンピックが楽しみに
    2025年4月28日
  • 女子陸上王国・兵庫県
    2025年4月21日
  • 廣中璃梨佳さんの復活
    2025年4月14日
  • 選手出身の強化委員長
    2025年4月7日
  • 心温まる交流
    2025年3月31日
  • 放送100年を記念して
    2025年3月24日
  • 国スポ改革が本格化
    2025年3月17日
  • パラ陸連の新たなスローガン
    2025年3月10日
  1. ホーム
  2. おしゃべり散歩道
  3. 2024
  4. チームジャパンの一体感

© Masuda Akemi

目次