MENU
  • TOP
  • プロフィール
  • 出演予定
  • イベント情報
  • エッセイ「おしゃべり散歩道」
  • 執筆活動
  • 障がい者スポーツ
  • お問い合わせ
  • ネコと一緒
  • リンク集
増田明美 // Masuda Akemi//
また、走りだしましょう!
  • TOP
  • プロフィール
  • 出演予定
  • イベント情報
  • エッセイ「おしゃべり散歩道」
  • 執筆活動
  • 障がい者スポーツ
  • お問い合わせ
  • ネコと一緒
  • リンク集
増田明美 // Masuda Akemi//
  • TOP
  • プロフィール
  • 出演予定
  • イベント情報
  • エッセイ「おしゃべり散歩道」
  • 執筆活動
  • 障がい者スポーツ
  • お問い合わせ
  • ネコと一緒
  • リンク集

海外選手紹介

2025 1/20
おしゃべり散歩道 2024
2024年8月9日2025年1月20日
  • URLをコピーしました!

 パリ五輪での私の生活は、シャルルドゴール空港内にあるホテルとスタジアムの往復の日々。花の都パリの街をまだ楽しめていません。ホテルの部屋にこもって、ずっーと情報収集をしています。
 今回それが生かされたなと思うのは、3千m障害で銀メダルに輝いたウガンダのペルス・チェムタイさんのことです。解説で私は、「チェムタイさんは農家の12人兄弟の2番目で、中学校を中退し、陸上競技をしていなかったら結婚させられていたそうです」と話しました。「でも、走る才能に気付いた両親はチェムタイさんがトレーニング受けるために、5匹のヤギのうち3 匹を売り払いました」と。そして東京五輪で、ウガンダ女性初の金メダリストとなり、「大統領に自動車をプレゼントされました」と、ヤギから車までのストーリーを紹介したのです。日本選手とは全然違う背景に、資料を作りながら涙がこぼれることがよくあります。
 「選手の前に人」を伝えたいと思っているので、日本選手のことはお母さんに取材をしています。海外の選手ことは、世界陸上競技連盟のホームページや母国のメディアのニュース記事を読み漁って調べています。
 今回もう一つ感動したのは、女子1万mアメリカ代表のウェイニ・ケラティ=フレズギさん。エリトリアで生まれた彼女は2014年、17歳の時、世界ジュニアでユージーンを訪れ、帰りの飛行機にわざと乗り遅れアメリカに亡命。7年後の2021年にアメリカ市民権を獲得しました。市民権を得て、やっと8年ぶりに母とウガンダで再会できたそうです。
 日々の生活だけで精いっぱいの国々からも、自分で道を切り拓き、大舞台へ夢をつなげた人たちがいます。そんな選手にもエールを送りたいです。

(共同通信/2024年8月9日配信)

おしゃべり散歩道 2024
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • パリ五輪雑感
  • パリ鈴木優花

関連記事

  • 異色のニューヒロイン
    2025年1月27日
  • 笑って新年の幕開けを
    2025年1月20日
  • 心をつなぐ駅伝
    2025年1月10日
  • 新年の日本一は旭化成
    2025年1月6日
  • 2024年を締めくくる
    2024年12月23日
  • 復活の走りに感動
    2024年12月16日
  • 故郷への思いを胸に
    2024年12月9日
  • 広がるデフスポーツ
    2024年12月2日
  1. ホーム
  2. おしゃべり散歩道
  3. 2024
  4. 海外選手紹介

© Masuda Akemi

目次