2024年11月– date –
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クイーンズ駅伝
仙台の街はイチョウの黄葉に包まれ、その中を赤い紅葉が躍動するようでした。11月27日、クイーンズ駅伝が開催され、赤いユニフォームのJP日本郵政グループが優勝。レース前の大方の予想は「積水化学が圧倒的に強い。2位争いが熾烈になる」でした。つくづく駅伝は自己ベスト記録の「足し算」ではない、と実感しました。 優勝したJP日本郵政グループは、1区の菅田雅香さんが先頭とわずか5秒差の3位で好スタートを切り、2区の牛佳恵さんが2位に押し上げます。そしてエースが集う3区で廣中璃梨佳さんが... -
大分国際車いすマラソン
大分国際車いすマラソンは、今年43回目を迎えました。提唱者は日本パラリンピックの父の中村裕さん。大会前日、中村さんが創設した太陽の家を訪問しました。いつものように障がい者の皆さんが電気製品の部品を作ったり、組み立てたりキビキビと働いていました。中村さんが目標にした「障がい者も働いて納税すること」がしっかりと受け継がれています。 そして今回驚いたのは、eスポーツ専用の部屋が出来て、仕事の後に練習していたことです。格闘ゲームが得意な発達障がいのある選手が、夢中で画面に向き合って... -
東日本女子駅伝
澄み渡る青空のもと、11月10日、第39回東日本女子駅伝が開催されました。プログラムの表紙は金色の光の中で走る選手の姿。その横に「最後のタスキは未来へつなげ!」という白い文字が踊っています。この日、大会は39年の歴史に幕を閉じました。でも「あまりしんみりせずに、サンキュウの気持ちでがんばろー」と共に解説する弘山晴美さん、吉川美香さんと話しました。 さて、優勝したのは、埼玉県チームです。アンカーの山之内みなみさんが30秒差の2位で受けたタスキを胸に激走、見事な逆転優勝でした。山之内さ... -
大学駅伝
出雲駅伝(10月14日)を皮切りに駅伝シーズンがスタートしました。「夏合宿はワクワクしたい」と話していた國學院大学の前田康弘監督。よい合宿が出来たに違いありません。出雲では初優勝!今シーズンの台風の目になりそうです。どのチームにおいても、チームの雰囲気や夏合宿の成果が勝敗のカギを握ります。 そして今回私が注目しているのは、立教大学です。今年の創立150周年に向けて強化を進めてきましたが、昨年早くも55年ぶりに箱根駅伝に出場(18位)。今年の箱根は順位をあげて14位。メキメキと力をつけ...
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