2024年7月– date –
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パリ五輪開幕
さすが芸術の都パリでのオリンピック開会式。絵画の世界から飛び出す演出には度肝を抜かれました。選手団がセーヌ川を船で下り、橋の上での花火や川岸、船上でのパフォーマンスなど全てが美しかったです。「セーヌ川 彩る国旗は 未来へと」なんて俳句を作りながら、朝まで観てしまいました。 びっくりしたのは、レディ・ガガさん(米国)やセリーヌ・デュオンさん(カナダ)が歌ったこと。またクライマックの聖火ランナーに、テニスのラフェエル・ナダルさん(スペイン)、カール・ルイスさん(米国)、ナデ... -
レジェンドのアドバイス
紫のラベンダーの花が道端を彩った7月下旬、北海道士別市へ。士別ハーフマラソンのアンバサダーとしてお招きを頂きました。関西実業団陸上競技連盟の女子の選手たちが合宿中と聞き、宿舎を訪問。すると、入り口の自動ドアに「手動です。開けたら閉めてください。熊が出るので」とあってびっくりしました。数日前、近くのクロスカントリーコースの近くに熊が現れたそうです。でも選手たちは熊も引き返すほどの勢いで、パワフルに練習を継続していました。 大会は、そんな選手たちが合宿中の成果をみる目的にも... -
スポーツと芸術
セーヌ川をおよそ6㎞船に乗ってパレードするパリ五輪開会式。さすがフランスの演出はステキです。競技も馬術がベルサイユ宮殿、エッフェル塔の下ではビーチバレーが。フランス革命象徴の場、コンコルド広場ではブレイキンやBMXなどが行われます。オリンピック期間中、競技が映し出される度に、歴史的建造物を観る人たちは旅を楽しんでいる気持ちになるでしょう。正に、スポーツと芸術の融合です。 そもそも古代オリンピック(紀元前776年~393年)の時から、スポーツと芸術には接点がありました。全... -
アスリートの原点を知る
奈良テレビ制作の番組「オリジン、私の原点、奈良」がスタート。そのナレーションをさせて頂いています。第1回目の放送は、柔道家の野村忠宏さんでした。野村さんの母、八詠子さんと私は仲良しで、八詠子さんからよく地元広陵町で作られた靴下を送って頂いています。そんな親しさから、忠宏さんのことは、弟をみるような気持ちで応援しているのです。 番組で、忠宏さんは祖父が創設した豊徳館野村道場で、3歳から柔道の練習をスタートしたことを知りました。小柄だったため、中学生の頃は女子に負けて涙する日... -
パリパラ日本代表、がんばれ!
JPC(日本パラリンピック委員会) 日本パラスポーツ協会日本パラリンピック委員会(JPC)は、2024年7月4日に開催しましたJPC運営委員会において、2024年8月28日(水)~9月8日(日)の日程で開催される「パリ2024パラリンピック競技大会」に派遣する日本代表選手団(第一次発表)を決定致しました。 パリ2024パラリンピック競技大会 日本代表選手団 第一次発表 及び旗手について https://www.parasports.or.jp/paralympic/news/detail/20240704_006020.html 久しぶりにミライトワとソメイティがオリンピッ... -
日本選手権に中学生が
向日葵も応援しているように見えた日本陸上競技選手権大会。新潟のビッグスワンスタジアムで6月27日から4日間にわたり開催されました。私は前半の2日間取材に。田中希実さんの強さにシビレました。彼女のいる所だけ空気が違う感じなのです。 1500mがスタートすると、前半は後方待機。中盤残り800mで先頭に立ち、みるみる後ろを離して優勝。パリ五輪標準記録も突破し、内定を獲得しました。翌々日の5千mも優勝。ただ3冠を狙った800mは、スーパー高校生の久保凜さんに敗れてしまいました。 4...
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