2023年2月– date –
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進化する和田選手
2023スタート時は雪が舞っていた2月26日、大阪マラソンが開催されました。気温5.4度と寒い中、西山和弥さん(24歳・トヨタ自動車)が初マラソン日本最高記録を樹立。視覚障がいの部で和田伸也さん(45歳・東京パラリンピック1500m銀、5千m銅)がT 11(全盲)マラソン世界記録を更新しました。マラソン界も春です! 和田さんのコーチである安田亨平さん(日本ブラインドマラソン協会強化委員長)は「和田さんの努力とガイドランナーの努力の結晶です」と、とても喜んでいました。走り終えた和田さんも「2... -
マラソンと芸術
2023春一番が吹いた2月19日、3年ぶりに開催された北九州マラソンには、およそ11,000人のランナーが集いました。スタート時はまさにニッポンの元気の象徴で、色とりどりのユニフォームのランナーたちは躍る花のよう。その姿と、プログラムの表紙の絵がマッチしてみえたので、私は心が震えてしまいました。 大会前日、大会のメインビジュアルであるその絵を描いた黒田征太郎さん(84歳)と、北九州が故郷の君原健二さんとのトークショーが。14年前から北九州にお住まいの黒田さんは「君原さんと会えて、私は五... -
ウオーキングで健康に
2023長崎空港から船に乗って、時津に着いた~。私は五木ひろしさんのヒット曲の替え歌を歌いながら登場。2月12日、長崎県時津町で、翌週の西彼杵道路の一部開通を記念したウオーキング大会が開かれました。青空の下、およそ400人の町民の皆さんと3.4㎞を歩いたのです。開会式では「この道を歩けるのは今日だけ。今後は歩くと捕まりますよ」と吉田義徳町長が朗らかにご挨拶。笑いが起きました。 私は時津町の観光ルート開発アドバイザーを務めていますが、コロナ禍でこれまでは町の人とあまり触れ合えませんでし... -
パラ初の国民栄誉賞
2023競技の引退を発表した国枝慎吾さんに、国民栄与賞が贈られる話があがっています。春の訪れにふさわしい明るい話題で嬉しいです。パラスポーツの選手では初めてのこと!テニスの四大大会とパラリンピックを制する生涯グランドスラムを達成するなど、国枝さんは車いすテニス界の王者。現在も世界ランキング1位で、トップのまま引退なのです。 国枝さんにお会いするたびに感じるのは風格。穏やかな中にも、挑戦を続ける情熱が目に表れています。私が「パラスポーツが共生社会の…、多様性が…」と言い過ぎると、「...
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