2022年11月– date –
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木村友香さんの勇気
2022落ち葉のイチョウが路面を明るく染めた第42回クイーンズ駅伝(全日本実業団対抗女子駅伝)。1区には田中希実さんなど精鋭ぞろい。火花を散らす激戦になると思いきや、スタートしてすぐに木村友香さん(資生堂)が飛びだし、先頭を一度も譲らずタスキ渡ししました。向かい風の中、人の胸を借りない「お見事!」なレースが資生堂チームの優勝に大きく貢献したのです。 ゴール後、競技場には友香さんのご両親と姉の光希さん、弟の光佑さんの姿が。お母さんの明美さんは元陸上選手で、私のチームメイト(NEC)で... -
車いすマラソンのスター
202241回目を迎えた大分国際車いすマラソン。今年は役者が揃いました。東京パラリンピックで、800m、1500m、5千m、マラソンの4つの金メダルを獲得したマルセル・フグさん(36歳・スイス)に、同大会400m金、マラソン銅のダニエル・ロマンチュクさん(24歳・米国)。また、日本のエース鈴木朋樹さんなど。「出来る限りフグさんに付いていきます!」とやる気満々だった鈴木さんですが、スタートして一瞬主導権を握るも、4キロ過ぎからフグさんの一人旅に。ロマンチュクさんも置いていかれ、フグさん... -
新谷さんが大活躍
2022信夫山や街路樹の紅葉、阿武隈川の草紅葉まで美しかった11月13日、東日本女子駅伝で福島市を訪れました。中学生から社会人までがタスキをつないだ18都道県の選手たち。まるで動く紅葉のようでした。特に中学生は、夏に全国中学陸上競技大会も福島で開かれたので懐かしそうでした。 「新谷さんがフルーツ大福を差し入れしてくれました」と話したのは、東京の中学生たち。優勝候補東京チームは、アンカーに新谷仁美さんが控えています。2週間後に全日本実業団女子駅伝を控えた新谷さんですが「福島は私のパワー... -
駒沢大が三冠に向けて
202211月6日、全日本大学駅伝で監督バスの中からリポート。座席は上位が予想される9校の監督が前日にくじを引いて決めます。後ろから2番目が駒澤大学の大八木弘明監督、その前が青山学院大の原晋監督。「後ろから圧を感じますね~」と原さんが言うと、「こっちもプレッシャーだよ」と大八木さん。そして前から2番目に座る国學院大の前田康弘監督は大八木さんの教え子です。「駒澤に挑みますよ」と前田さんが言うと「教え子にはまだ負けられないな」と大八木さん。車中は和やかな雰囲気でした。 スタートするや...
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