2021年6月– date –
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浪速の孝行息子、多田さん
2021蝉の声が聞こえ始めた長居陸上競技場(大阪市)で、6月24日から4日間にわたり日本陸上競技選手権が開催されました。2日目の25日は、男子100m決勝。私はゴール付近で運営の大阪陸上競技協会の方々と勝負を見守ったのです。 雨上がりのグラウンドに緊張が漂う中、クイーンの「ウィー・ウィル・ロック・ユー」の音楽が流れ、東京五輪参加標準記録をクリアしている桐生祥秀さん、山縣亮太さん、多田修平さん、サニブラウン・アブデル・ハキームさん、小池祐貴さんが登場。スクリーンに映し出される1人1人の姿は究極... -
ユニバーサルスポーツ
2021細川護煕元総理の奥さま佳代子さんは、長年スペシャルオリンピックス日本(知的障がいスポーツの組織)の会長を務めてこられました。そして更に「温かみのある社会」の実現を目ざして、年齢や性別、障がいの有無に関わらず、誰もが一緒に楽しめるユニバーサルスポーツ「フロアホッケー」の普及に尽力されています。 フロアホッケーはカナダ発祥で、アイスホッケーを体育館で行うような競技。棒状のスティックで、円盤型(ドーナツ状)のフエルト製パックを奪い合い、相手のゴールにシュートするのです。 そし... -
菅平合宿で鍛錬
2021「野生のプリンセス」と、私が勝手にキャッチフレーズを付けている一山麻緒さん(24歳・ワコール)。東京五輪女子マラソン代表です。豹のようなしなやかな動きでハードなトレーニングに挑む姿には底知れぬ強さを感じます。 昨年3月の名古屋ウィメンズマラソンでは雨の中、ケニア、エチオピアの選手を置きざりにし2時間20分29秒で優勝しました。そしてレースを終えると(練習後も)、好きな香りに包まれながらスキンケアをする至福の時間を大切にしています。オンとオフがはっきりとした魅力的な選手です。 本... -
パラスポーツを支える
20216月初旬、日本障害者スポーツ協会はオフィシャルパートナー(協賛企業)の皆さんへの報告会を、オンラインで開きました。冒頭の挨拶で鳥原光憲会長は「この10年でパラスポーツの環境は大きく変わりました」と、協賛企業の方々に感謝の気持を。そして「東京大会の後、更に発展させることが大事です」と力強く話されたのです。続いて、高橋秀文専務理事が発表した「2030年ビジョン」は、活力ある共生社会へ向けて、パラスポーツの持つ力が感じられるものでした。 その後、私は「ファンを一緒に増やしましょう」と...
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