2021年2月– date –
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アスリートの人権守って
20212月15日、日本陸上競技連盟は、「アスリートの身長・体重について今後は非公開とし、収集も控える」と発表しました。「大会運営上、必要な要素ではない」とあり、確かに陸上競技は柔道やレスリングなどのように体重別はないので理解できます。加えて、身長・体重から算出されるBMI(体格指数)に注目が集まってしまい、それによる無月経や骨粗しょう症の心配が、ネットでの誹謗中傷につながることもある。そんな背景があるようです。 個人情報を保護するため、私も気をつけなければいけないと思いました。これ... -
新しいアスリート夫婦
2021バレンタインデーの日に山口市で開催された全日本実業団ハーフマラソン大会。男子は市田孝さん(旭化成)が日本歴代4位の1時間0分19秒の好タイムで2位(日本人トップ)の力走をみせました。この日、妻の西田美咲さん(エディオン)も同じレースに出場し、1時間13分台でゴール。共に参加したことも力になったでしょう。夫の孝さんはゴール後、優勝インタビューに応えるとすぐ競技場の外へ。美咲さんの応援に駆け付ける姿が微笑ましかったです。正にバレンタインレース! レース終了後の空港で2人にお会いすると... -
選手のため熱意で開催
2021立春を過ぎた2月5日、陸上自衛隊立川駐屯地へ。箱根駅伝の予選会のスタート地点にもなっている飛行場は、テレビで観るよりも広く感じられました。この日、3月7日に開催予定の「チャレンジ・東京パラ・42.195km イン 立川」(車いすマラソン)へのお礼と、調印式のために伺いました。 というのもコロナ禍で、東京パラリンピックの予選会となる世界大会の多くが中止に。今、日本代表に決まっている車いすマラソンの選手は、鈴木朋樹さんだけです。世界ランキングを上げて1人でも多くの選手が資格を取るために、日... -
五輪へ貴重な挑戦
2021「日本記録は出せなかったですが、きっと怪我の功名になる!」と瀬古利彦さん。1月31日に開催された大阪国際女子マラソンレース後の記者会見でのことです。東京五輪日本代表の一山麻緒さん(23歳・ワコール)と前田穂南さん(24歳・天満屋)が日本記録に挑みました。そのペースはスタートから1㎞を3分18秒で走り続ける大変速いものです。その結果、前田さんが13㎞で離れ、25㎞からは一山さんのペースも遅くなり、2人とも日本記録は叶いませんでした。それでも一山さんは大会記録を更新。前田さんも自己ベストを...
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