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おしゃべり散歩道2018

車いすラグビーの熱戦

 梅雨を待つ紫陽花が色を増した5月下旬、千葉市で開催されたジャパンウィルチェアラグビー競技大会を観戦に行きました。世界ランキング5位の英国、スウェーデン(6位)、フランス(7位)と日本(4位)の4カ国が総当たりの予選後に決勝が行われます。夏の世界選手権(オーストラリア)の前哨戦とも言われる大会。最終日の決勝は、日本(予選1位)対英国(予選2位)でした。
 先ず会場の千葉ポートアリーナにはどのくらいの観客が入っているかしら?とドキドキ。というのも、2020年に向けて盛り上がりの試金石となるからです。それで会場に入ってびっくりしました。観客席の約7割が埋まっています。日本障がい者スポーツ協会企画情報部長の井田朋宏さんにお話を伺うと、スポンサー企業が増え、その会社の方々が家族連れで応援に来ているとのこと。この日の観客数は3,080人。
 「初日の木曜日は地元の小、中学校の児童生徒およそ2,500人が観戦してくれました」と井田さん。千葉市では学校教育でパラリンピック競技を熱心に学び、障がい者スポーツに興味を持った子どもが家族を誘って観戦に来ているそうです。子どもが親に障がい者スポーツの魅力を伝え、社会に広がる動きに感動しました。
 そして決勝戦は、日本が7点差で勝利。日本代表チームのエース池崎大輔さんと池透暢さんに点数を入れさせるために、あとの2人が道を作るなどチームプレーが光りました。豊富な運動量と正確なパスが勝因だと思いましたが「池さんへのパスを2本ミスしてしまった」と池崎さんは満足してない様子。リオ五輪の銅メダルから2年、更に進化した日本選手の今後が楽しみです。

(共同通信/2018年5月28日配信)

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