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おしゃべり散歩道2017

食の大切さ実感する秋

 「食×スポーツ=笑顔」という言葉をサイン色紙に書かれるのは、管理栄養士、公認スポーツ栄養士の資格を持つ、こばたてるみさん。10月中旬、福井市で開催された「スポーツ弁当お披露目会」でご一緒しました。福井県は来年に「福井しあわせ元気国体」と障害者スポーツ大会を控えています。そこで、選手や関係者の皆さんにバランスのよいお弁当を食べて貰おうと、こばたさんは県の方々と約一年をかけて会議や試食を重ねて完成にぎつけました。こばたさんと私はトークショーを行う前に、そのスポーツ弁当の1つを戴くことに。「地産地産消を心がけましたよ」と、こばたさん。お弁当の真ん中に「越しのルビー」と呼ばれるミニトマト、周りにはキスの酢料理、豚肉、ハーブ味のチキンや小松菜のおひたし等々、そしてご飯は「ひとつほまれ」。彩り豊かに、地元のもの1つ1つが丁寧な味つけで、とても美味しかったです。会場にはスポーツをしているお子さんのご家族が多く聴きにきていました。「練習の前はあんまん、練習後は肉まん」と、具体的なこばたのお話しに皆満足気。「増田さんのおふくろの味は?」と聞かれ、私は「カボチャ煮かな」と。すると「ビタミンB群が豊富でいいですね。でも最近はおふくろの味ではなく、ふくろの味なんて言われているんですよ」と、こばたさん。それは、近年子どもがよく食べているものは「おかあさんやすめ、ははきとく」だそうです。「お」(オムライス)「か」(カレーライス)「あ」(アイスクリーム)「さ」(サンドイッチ)「や」(やきそば)「す」(スパゲティ)「め」(目玉焼き)。さらに、「は」(ハンバーグ)「は」(ハムエッグ)「き」(餃子)「と」(トースト)「く」(クリームシチュー)といった感じ。びっくりしました。「つまり袋から出して・・・のふくろの味。でも手づくりのもの1つは加えたいですね」と、こばたさんは話しました。お話を伺いながら、こばたさんのような公認スポーツ栄養士のお陰で、日本のスポーツは強くなっているのだと思いました。こばたさんはプロサッカー選手や野球選手、競泳選手などをサポートしています。私が選手だった頃とは違い、今は長距離選手の合宿にはこばたさんのような方が同行するのです。

(共同通信/2017年10月16日配信)

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