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おしゃべり散歩道2017

ビートルズにミニスカート

 「明美さん、朝ドラ観てるよ『ひょっとこ』いいね!」「小出さん、違いますよ、『ひよっこ』です」。夏に小出義雄さんとこんな会話をして笑いました。その「ひよっこ」が9月末で終わり、私も少々ひよっこロスです。半年間、語りをさせて頂き、お陰で自分が生まれた年(昭和39年)から43年頃までの昭和の文化に触れることが出来ました。3C(カー、カラーテレビ、クーラー)に、誰もが憧れていたこと。昭和41年にイギリスからビートルズがやってきて、殺到するファンの対応に警備が大変だったそうです。またイギリス人モデルのツイッギィーの影響でミニスカートが大流行、同時に女性達の心に自由と解放の風が吹き込まれたこと等々。両親とその時代の話をして盛り上がること度々でした。
 10月上旬、仕事で中村メイコさんとご一緒しました。「ひよっこ」の話しになり、「私、真っ先にレインボー柄のミニスカートをはいたのよ」とメイコさん。親友の美空ひばりさんが「真赤な太陽」を歌う時に、メイコさんは「あなたもミニスカートをはいた方がいいわよ」と別のミニスカートをひばりさんに貸してあげたそうです。あの時代を生きた人は、誰もが自分を誰かに重ねて懐かしかったことでしょう。
 私は台本を読みながら、必ず一人一人の俳優さんに見せ場を作る、脚本家の岡田惠和さんの優しさに感動しました。岡田は打ち上げで「有村架純さんはじめ皆さんのお陰で、僕の30年間の脚本生活で自己ベストの作品になりました。ありがとうございました」と。こんな温かい作品に、声で伴走させて頂けたことに感謝の気持ちでいっぱいです。平成も昭和に負けないように、皆さん、がんばっぺ。

(共同通信/2017年10月6日配信)

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