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おしゃべり散歩道2017

東京五輪目指し全力

 立葵の花がランナー達を応援するように咲いた、7月の北海道・士別市。ここで7月14日から24日まで、関西実業団陸上競技連盟の夏合宿が行われました。ワコール、ノーリツ、ダイハツ、シスメックス、大塚製薬など関西・四国チームの女子選手が46人集う中、福士加代子さん(35歳・ワコール)の姿も。今春に結婚したばかりの福士さんは、同時に2020年の東京五輪を目指すことを発表しました。テレビ局勤務のご主人は「彼女の目標を全力で応援する」と話します。「心の充実から、東京五輪のマラソン代表の一人は福士さんに決まったと思ってるよ」と私が話すと、「あとは筋肉さんに祈ります」と、福士さん。相変わらず楽しい人です。合宿中の1000m×7本の厳しい練習では、走りながら若い選手にハッパをかけ、最後の一本は先頭でゴールしました。
 そして、合宿の仕上げは士別ハーフマラソン(7月23日)。福士さんにとって久々のレースでしたが、1時間15分41秒の4位でゴール。後輩の一山麻緒さん(20歳)が優勝しました。「やられたぁ、悔しいな」と福士さんは言いながら、向かったのは高岡寿成さん(カネボウ陸上競技部監督)の下。高岡さんは32歳の時にマラソンの日本記録を達成し、その記録は今も破られていません。「最近、前の日の動きが翌日に結びつかないんです。高岡さんもそういうことありましたか?」「あった、あった」と話しながら、高岡さんから疲労の抜き方や、今後のマラソン練習について色々とアドバイスを貰っていたのです。「男子は誰も質問してこないのに、福士さんの貪欲さはすごいな」と高岡さんは感心しきり。東京五輪に全力で向かう福士さんです。

(共同通信/2017年7月24日配信)

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