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おしゃべり散歩道2016

大会同士の連携いかが

 まさに三度目の正直。3月6日に開催された第3回静岡マラソンは大会初の好天に恵まれ、富士山も頭だけ覗かせました。今年は台湾から106人のランナーが参加。海外の参加者も年々増えています。
 前日には静岡市内のホテルで「スポーツツーリズムと地域創生」と題したシンポジウムが開催され、私はパネリストとして参加。司会を務めた原田宗彦さん(早稲田大学スポーツ科学学術院教授)の冒頭のお話に多くのヒントを頂きました。徳島県三好市の事例にはびっくり。吉野川の上流に位置する人口2万6000人ほどの山間過疎地域ですが、流れの速い川を利用してラフティング(ゴムボートによる急流下り)が人気になっています。来年は世界選手権が開催されることに。以前は釣りに行く位しか利用されなかった川も、今はその環境にぴったりのスポーツのメッカとなって成功したのです。原田さんは「地域に眠っているスポーツ観光資源に地元の人は気付きにくい。それをどう掘り起こして活用するかが重要です」と話しました。
 スポーツツーリズムの代表格にあげられるのがマラソン大会です。次々に大会が新設されていますが、その一方で定員に達しない大会も。これから全体で盛り上がるためには何が必要か?私は一つの案として、マラソン大会同士の連携を図ることを考えます。例えば、世界遺産の富士山を眺めながら走る静岡マラソンと、姫路、北九州、京都、奈良など世界遺産のある地域の大会を「世界遺産マラソン」としてつなげてみてはどうでしょう。コレクション好きは多いと思うので、完走メダルをはめこんで完成させる楯を用意すれば楽しみは倍増。マラソン大会も工夫の時代です。

(共同通信/2016年3月7日配信)

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